甄氏(しんし)B ※曹芳(そうほう)の妻、懐甄皇后(かいしんこうごう)

【姓名】 甄氏(しんし) ※名とあざなは不詳

【原籍】 中山郡(ちゅうざんぐん)無極県(ぶきょくけん)

【生没】 ?~251年(?歳)

【吉川】 登場せず。
【演義】 登場せず。
【正史】 登場人物。

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魏(ぎ)の曹芳(そうほう)のもと正室、懐甄皇后(かいしんこうごう)

父母ともに不詳。

『三国志』(魏書〈ぎしょ〉・文昭甄皇后伝〈ぶんしょうしんこうごうでん〉)によると、甄氏(文昭甄皇后)の兄である甄儼(しんげん)の孫娘だという。

また『三国志』(魏書・斉王紀〈せいおうぎ〉)によると、甄氏は243年に皇后に立てられて251年に崩御(ほうぎょ)し、太清陵(たいせいりょう)に埋葬されたという。

管理人「かぶらがわ」より

登場箇所が少ないためコメントしにくいです。具体的な事績についての記事がなく、どのような人物だったのかはわかりませんでした。

上で挙げた「文昭甄皇后伝」には、「甄氏が曹芳の皇后に立てられたとき、すでに父は亡くなっていたため、母に広楽郷君(こうらくきょうくん)の位を授けた」とありました。父の名や母の姓名は記されていないようです。

なお、甄氏が崩じた翌年(252年)に張氏(ちょうし)が皇后に立てられています。

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