(06) 赤壁の巻

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吉川英治(よしかわ・えいじ)先生の小説『三国志』(全311話)を熟読して感想などをまとめたものです。主要テキストは新潮文庫刊。表紙の画像は、株式会社新潮社さまの承諾を得たうえで掲載しています。このカテゴリーは第134話~第163話が対象です。

(06) 赤壁の巻

吉川『三国志』の考察 第163話 「南風北春(なんぷうほくしゅん)」

南屛山(なんぴょうざん)に築いた祭壇で祈りを捧げ、見事に東南の風を吹かせてみせた諸葛亮(しょかつりょう)だったが、その直後に行方をくらます。 周瑜(しゅうゆ)の命を受けた丁奉(ていほう)と徐盛(じょせい)が水陸ふた手に分かれて捜索にあ...
2020.08.06 0
(06) 赤壁の巻

吉川『三国志』の考察 第162話 「孔明・風を祈る(こうめい・かぜをいのる)」

司令旗の旗竿に押しつぶされて血を吐き、陣中で寝込む周瑜(しゅうゆ)。だが、魯粛(ろしゅく)とともに見舞いに来た諸葛亮(しょかつりょう)は、彼の苦悩の原因を見抜く。 その場で周瑜に乞われた諸葛亮は、若いころ身に付けたという『八門遁甲の天...
2020.09.14 0
(06) 赤壁の巻

吉川『三国志』の考察 第161話 「鉄鎖の陣(てっさのじん)」

先に龐統(ほうとう)から勧められた連環の配列を完成させると、いよいよ曹操(そうそう)は大船団をひきい烏林(うりん)まで進む。 吹きすさぶ烈風に対しても鎖でつながれた船の動揺は少なかったが、程昱(ていいく)はある不安を覚え、曹操に注意を...
2020.09.18 0
(06) 赤壁の巻

吉川『三国志』の考察 第160話 「月烏賦(つきよがらすのうた)」

長江(ちょうこう)北岸に陣取る曹操(そうそう)は、諸将を一船に集め盛大な夜宴を催す。 そのうち一羽の鴉(カラス)が月をかすめて飛ぶ光景を目にし、即興の賦を吟じ始める。しかしこの賦が因(もと)で、揚州刺史(ようしゅうしし。楊州刺史)の劉...
2020.09.14 0
(06) 赤壁の巻

吉川『三国志』の考察 第159話 「竹冠の友(ちくかんのとも)」

蔣幹(しょうかん)の誘いに乗ったふりをして曹操(そうそう)と会い、すっかり信用された龐統(ほうとう)。さらに周瑜(しゅうゆ)に不満を持つ諸将の取りまとめ役を引き受ける。 そして、曹操の本営を去るべく江岸の小舟に乗ろうとしたとき、龐統は...
2020.09.17 0
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吉川『三国志』の考察 第158話 「鳳雛・巣を出ず(ほうすう・すをいず)」

先に曹操(そうそう)の許しを得て周瑜(しゅうゆ)の説得にあたり、失敗した蔣幹(しょうかん)。黄蓋(こうがい)の投降が真実か見極めるため、再び長江(ちょうこう)南岸の周瑜の本営を訪ねる。 だが、周瑜は前回と態度を一変させ、前に来たときに...
2020.09.17 0
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吉川『三国志』の考察 第157話 「裏の裏(うらのうら)」

闞沢(かんたく)の巧みな弁舌の前に、さすがの曹操(そうそう)も黄蓋(こうがい)が投降するとの話をいくらか信じ始める。 一方、すでに周瑜(しゅうゆ)のもとに送り込まれていた蔡和(さいか)と蔡仲(さいちゅう。蔡中)は、自分たちが主役的な働...
2020.09.14 0
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吉川『三国志』の考察 第156話 「一竿翁(いっかんおう)」

みなの前で周瑜(しゅうゆ)に罵倒されたうえ、百杖(ひゃくじょう)の刑まで受けて寝込む黄蓋(こうがい)。そこへ闞沢(かんたく)が見舞いにやってくる。 秘策を打ち明けられた闞沢は、黄蓋から託された曹操(そうそう)あての書簡を懐に、漁翁姿で...
2020.09.18 0
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吉川『三国志』の考察 第155話 「風を呼ぶ杖(かぜをよぶつえ)」

諸葛亮(しょかつりょう)を除くことこそできなかったものの、曹操軍(そうそうぐん)から10万本の矢を得た周瑜(しゅうゆ)。だが、敵の堅固な要塞には容易に手を出せず、頼みの火計を実行するめども立たなかった。 しかし、曹操側から蔡和(さいか...
2020.09.17 0
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吉川『三国志』の考察 第154話 「覆面の船団(ふくめんのせんだん)」

周瑜(しゅうゆ)の頼みを引き受ける形で、10万本もの矢を3日のうちに調達することになった諸葛亮(しょかつりょう)。 借り受けた船20余艘(そう)に妙な細工を施し、魯粛(ろしゅく)を伴い夜の長江(ちょうこう)へと漕(こ)ぎだす。その行き...
2020.09.17 0
(06) 赤壁の巻

吉川『三国志』の考察 第153話 「陣中戯言なし(じんちゅうぎげんなし)」

曹操(そうそう)が送り込んできた旧友の蔣幹(しょうかん)を逆に用い、敵の水軍首脳部の入れ替えに成功した周瑜(しゅうゆ)。 次の狙いは自陣に留まっている諸葛亮(しょかつりょう)。そこで周瑜は軍議の席上、水戦に備えどのような武器を多く調え...
2020.09.14 0
(06) 赤壁の巻

吉川『三国志』の考察 第152話 「群英の会(ぐんえいのかい)」

曹操(そうそう)が新たに整備したという要塞を、ある夜ひそかに探りに行く周瑜(しゅうゆ)。彼はその規模や出来栄えに驚かされる。 翌日、心配の種が増えた周瑜の軍営を、不意に旧友の蔣幹(しょうかん)が訪ねてくる。すぐに周瑜は来意を見抜き――...
2020.09.17 0
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吉川『三国志』の考察 第151話 「狂瀾(きょうらん)」

長江(ちょうこう)南岸に本営を置く周瑜(しゅうゆ)のもとに、曹操(そうそう)から一書が届けられる。これを読んだ周瑜は魯粛(ろしゅく)の制止を聞かずに使者を斬り、諸将を集めて水陸の戦備について言い渡す。 ほどなく両軍は江上で激突したが、...
2020.09.14 0
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吉川『三国志』の考察 第150話 「殺地の客(さっちのきゃく)」

孫権(そんけん)が曹操(そうそう)との開戦を決断すると、周瑜(しゅうゆ)は呉軍大都督(ごぐんだいととく)として出陣し、長江(ちょうこう)の南岸に本営を設けた。 このとき諸葛亮(しょかつりょう)も参陣したが、周瑜は彼を呼び、ある難題をふ...
2020.09.14 0
(06) 赤壁の巻

吉川『三国志』の考察 第149話 「大号令(だいごうれい)」

諸葛亮(しょかつりょう)から聞いた話に激怒し、一転して曹操(そうそう)との開戦に傾く周瑜(しゅうゆ)。 翌朝に開かれた柴桑城(さいそうじょう)の評議の席でも、和平を唱える重臣たちを臆病者呼ばわりし、とうとう孫権(そんけん)に開戦を決断...
2020.09.14 0
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吉川『三国志』の考察 第148話 「酔計二花(すいけいにか)」

鄱陽湖(はようこ)で水軍の調練にあたっていた周瑜(しゅうゆ)は、孫権(そんけん)から柴桑(さいそう)に来るよう呼び出しを受けた。 そして、ちょうど訪ねてきた魯粛(ろしゅく)からおおよその事情を聴くと、彼が呉(ご)へ連れてきたという諸葛...
2020.09.17 0
(06) 赤壁の巻

吉川『三国志』の考察 第147話 「火中の栗(かちゅうのくり)」

呉(ご)の重臣たちをことごとく論破してみせた諸葛亮(しょかつりょう)は、黄蓋(こうがい)の案内で孫権(そんけん)の居室へ通される。 そこで孫権から曹操軍(そうそうぐん)の実情について尋ねられたものの、あえて孫権を侮ったような受け答えに...
2020.09.14 0
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吉川『三国志』の考察 第146話 「舌戦(ぜっせん)」

柴桑(さいそう)に到着した魯粛(ろしゅく)はさっそく登城するが、府堂では曹操(そうそう)から送られた檄文(げきぶん)への対応を巡る協議が続いていた。 その翌日、城内の一閣に招かれた諸葛亮(しょかつりょう)は、そこに集まっていた呉(ご)...
2020.09.14 0
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吉川『三国志』の考察 第145話 「一帆呉へ下る(いっぱんごへくだる)」

劉備(りゅうび)は曹操(そうそう)の追撃をかわし江夏城(こうかじょう)に入ったが、そこへ孫権(そんけん)配下の魯粛(ろしゅく)が訪ねてくる。 諸葛亮(しょかつりょう)は心配する劉備をなだめて許しを得ると、呉へ帰国する魯粛に同行し、自ら...
2020.09.14 0
(06) 赤壁の巻

吉川『三国志』の考察 第144話 「長坂橋(ちょうはんきょう)」

趙雲(ちょううん)は阿斗(あと。劉禅〈りゅうぜん〉)の身を懐に抱きながら、ついに曹操軍(そうそうぐん)の分厚い包囲を突破する。劉備(りゅうび)はわが子の無事よりも趙雲の無事を喜ぶ。 さらに押し寄せてくる曹操軍に対し、張飛(ちょうひ)は...
2020.09.14 0
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