王氏(おうし)C ※曹芳(そうほう)の妻、王皇后(おうこうごう)

【姓名】 王氏(おうし) ※名とあざなは不詳

【原籍】 ?

【生没】 ?~?年(?歳)

【吉川】 登場せず。
【演義】 登場せず。
【正史】 登場人物。

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魏(ぎ)の曹芳(そうほう)の正室、王皇后(おうこうごう)

父は王夔(おうき)、母は田氏(でんし)。

254年、王氏は張氏(ちょうし)の廃位を受けて皇后に立てられた。同年中に曹芳は廃位され、斉王(せいおう)として帰藩したが、その後の王氏については記事がない。

管理人「かぶらがわ」より

登場箇所が少ないためコメントしにくいです。具体的な事績についての記事がなく、どのような人物だったのかはわかりませんでした。

この王氏は曹芳の貴人(きじん。皇妃の位のひとつ)の王氏との違いがわかりにくく、初めは同一人物だと思っていました。

王貴人のほうは、『三国志』(魏書・斉王紀〈せいおうぎ〉)の裴松之注(はいしょうしちゅう)に引く王沈(おうしん)の『魏書』に名のみ登場するだけなので、やはり区別がつきにくいです。

裴松之注だけではなく、陳寿(ちんじゅ)の本文にしても、特に女性は同姓の人物が複数いる場合、かなりわかりにくいことがあります。

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