【姓名】 劉氏(りゅうし) ※名とあざなは不詳
【原籍】 涿郡(たくぐん)涿県(たくけん)
【生没】 ?~?年(?歳)
【吉川】 登場せず。
【演義】 第117回で初登場。
【正史】 登場人物。
蜀(しょく)の劉禅(りゅうぜん)の娘
父は劉禅だが、母は不詳。
劉璿(りゅうせん)・劉瑶(りゅうよう)・劉琮(りゅうそう)・劉瓚(りゅうさん)・劉諶(りゅうしん)・劉恂(りゅうじゅん)・劉虔(りゅうけん。劉璩〈りゅうきょ〉)は兄弟。ほかに姉妹がふたりはいたことがうかがえる。
劉氏は、諸葛亮(しょかつりょう)の息子の諸葛瞻(しょかつせん)に嫁いだ。
管理人「かぶらがわ」より
登場箇所が少ないためコメントしにくいです。具体的な事績についての記事がなく、どのような人物だったのかはわかりませんでした。
『三国志』(蜀書〈しょくしょ〉・諸葛亮伝)に付された「諸葛瞻伝」によると、諸葛瞻は17歳の時に公主(こうしゅ)を娶(めと)り、騎都尉(きとい)に任ぜられたということです。
同じく「諸葛瞻伝」に出てくる、234年に諸葛亮が武功(ぶこう)へ出陣した際、兄の諸葛瑾(しょかつきん)に送ったという手紙の中に、諸葛瞻が8歳であることが書かれています。
そうなると、諸葛瞻は227年生まれということになり、彼に嫁いだ劉氏の生年も、ある程度は想像できると思います。
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