【姓名】 丁氏(ていし) ※名とあざなは不詳
【原籍】 ?
【生没】 ?~?年(?歳)
【吉川】 登場せず。
【演義】 登場せず。
【正史】 登場人物。
曹嵩(そうすう)の夫人で、魏(ぎ)の曹操(そうそう)の母、太皇后(たいこうごう)
父母ともに不詳。
220年5月、献帝(けんてい)が魏王の曹丕(そうひ)に曹嵩を太王(たいおう)と追尊するよう命じた際、その夫人だった丁氏も併せて王太后(おうたいごう)と追尊された。
管理人「かぶらがわ」より
登場箇所が少ないためコメントしにくいです。具体的な事績についての記事がなく、どのような人物だったのかはわかりませんでした。
『三国志』(魏書〈ぎしょ〉・文帝紀〈ぶんていぎ〉)によれば、220年11月に漢(かん)からの禅譲を受ける形で魏を建国した曹丕が、「太王の曹嵩を太皇帝と追尊した」とありますが、丁氏の扱いはわかりにくかったです。
ちなみに、このとき併せて「武王(ぶおう)の曹操を武皇帝(ぶこうてい)と追尊し、その后(きさき)だった王太后(となれば卞氏〈べんし〉。このとき存命)に皇太后の称号を奉った」ともあります。
この部分は私の解釈がおかしいかもしれません。丁氏も曹嵩と併せて太皇后と追尊するのが自然でしょうから、彼女を太皇后とみておきます。
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