【姓名】 曹叔興(そうしゅくこう) ※叔興はあざな
【原籍】 沛国(はいこく)譙県(しょうけん)
【生没】 ?~?年(?歳)
【吉川】 登場せず。
【演義】 登場せず。
【正史】 登場人物。
曹節(そうせつ)の三男で曹騰(そうとう)の三兄
父は曹節だが、母は不詳。
『三国志』(魏書〈ぎしょ〉・武帝紀〈ぶていぎ〉)の裴松之注(はいしょうしちゅう)に引く司馬彪(しばひゅう)の『続漢書(しょくかんじょ)』に名のみ登場する。
「曹節には4人の息子があり、長男が伯興(はくこう)、次が仲興(ちゅうこう)、次が叔興といい、曹騰は(末子で)あざなを季興(きこう)といった」という。
管理人「かぶらがわ」より
彼の弟が曹騰で、その曹騰の養子に迎えられたのが曹嵩(そうすう)、曹嵩の息子が曹操(そうそう)になります。
曹叔興は上に引かれた部分に加え、『三国志』(魏書・武文世王公伝〈ぶぶんせいおうこうでん〉)の裴松之注に引く孫盛(そんせい)の『魏氏春秋(ぎししゅんじゅう)』にも名のみ登場しています。
それによると、「曹冏(そうけい。曹叡〈そうえい〉の息子とは別人)は曹叔興の子孫」だということですが、いずれにせよ事績には触れられていません。
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