【姓名】 曹啓(そうけい) 【あざな】 ?
【原籍】 譙郡(しょうぐん)譙県(しょうけん)
【生没】 ?~?年(?歳)
【吉川】 登場せず。
【演義】 登場せず。
【正史】 登場人物。
曹霖(そうりん)の息子、東海王(とうかいおう)
父は曹霖だが、母は不詳。兄弟には曹髦(そうぼう)がおり、おそらく曹啓のほうが兄。
249年?、曹啓は曹霖が薨去(こうきょ)したため跡を継ぎ、東海王に封ぜられた。
景初(けいしょ)年間(237~239年)・正元(せいげん)年間(254~256年)・景元(けいげん)年間(260~264年)にたびたび加増され、6,200戸となった。
管理人「かぶらがわ」より
登場箇所が少ないためコメントしにくいです。具体的な事績についての記事がなく、どのような人物だったのかはわかりませんでした。
上の加増についてのくだり、景初年間のものは曹霖の代のことになりますね。
曹霖の没年については、『三国志』(魏書〈ぎしょ〉・東海定王霖伝〈とうかいていおうりんでん〉)には嘉平(かへい)元(249)年とありましたが、『三国志』(魏書・斉王紀)には嘉平2(250)年とあり、はっきりしませんでした。
ただ後者では、(嘉平2年の)12月甲辰(こうしん。27日)と干支(かんし)まで書いてあり、こちらのほうが確度が高い印象を受けました。
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