曹氏(そうし)H ※曹操(そうそう)の弟の娘

【姓名】 曹氏(そうし) ※名とあざなは不詳

【原籍】 沛国(はいこく)譙県(しょうけん)

【生没】 ?~?年(?歳)

【吉川】 第112話で初登場。
【演義】 第029回で初登場。
【正史】 登場人物。

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曹操(そうそう)の弟の娘

父母ともに不詳。

曹氏は孫堅(そんけん)の息子の孫匡(そんきょう)に嫁ぎ、孫泰(そんたい)を儲けた。

管理人「かぶらがわ」より

登場箇所が少ないためコメントしにくいです。具体的な事績についての記事がなく、どのような人物だったのかはわかりませんでした。

吉川『三国志』(第112話)および『三国志演義』(第29回)では、曹仁(そうじん。曹操の従弟)の娘が孫匡に嫁いだことになっています。

しかし、正史『三国志』では『三国志』(呉書〈ごしょ〉・孫策伝〈そんさくでん〉)に、「曹操が弟の娘を孫策の末弟の孫匡に縁付けた」とありました。

最初は原文の「乃以弟女配策小弟匡」に「従(従弟)」が抜けている可能性もあるのではないかと考えたりもしたのですけど、その確率はゼロに近そうなので一般的な解釈に改めました。

これに伴い、本来ならこちらの曹氏は「魏の曹氏」収録人物一覧では「曹操の兄弟など」の曹安民(そうあんみん)の下に入れるべきですが、その作業を行うのは難しいので、人物リストの並べ替えはやめておきます。

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