【姓名】 曹初(そうしょ) 【あざな】 ?
【原籍】 譙郡(しょうぐん)譙県(しょうけん)?
【生没】 ?~?年(?歳)
【吉川】 登場せず。
【演義】 登場せず。
【正史】 登場人物。
曹泰(そうたい)の息子
父は曹泰だが、母は不詳。曹仁(そうじん)は祖父。
曹初は曹泰が死去したため跡(甯陵侯〈ねいりょうこう〉か?)を継いだ。
管理人「かぶらがわ」より
登場箇所が少ないためコメントしにくいです。具体的な事績についての記事がなく、どのような人物だったのかはわかりませんでした。
曹泰の没年がわからないので、曹初が跡を継いだ年もはっきりしません。
『三国志』(魏書〈ぎしょ〉・斉王紀〈せいおうぎ〉)の裴松之注(はいしょうしちゅう)に引く王沈(おうしん)の『魏書』によると――。
254年9月に、司馬師(しばし)が群臣と連名で郭太后(かくたいこう。明元郭皇后〈めいげんかくこうごう〉)に曹芳(そうほう)の廃位と斉国への帰藩を上奏した際、越騎校尉(えっきこうい)・睢陽侯(すいようこう)として曹初の名が見えています。
ですが、これは『三国志集解(さんごくししっかい)』による推定だ、という訳者注(井波律子〈いなみ・りつこ〉氏)がありました。
ここで出てきた越騎校尉・睢陽侯が曹初だとすれば、彼が生きた時代を少しはイメージできるのですけど……。
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