王氏(おうし)B ※曹操(そうそう)の妻、王昭儀(おうしょうぎ)

【姓名】 王氏(おうし) ※名とあざなは不詳

【原籍】 ?

【生没】 ?~?年(?歳)

【吉川】 登場せず。
【演義】 登場せず。
【正史】 登場人物。

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魏(ぎ)の曹操(そうそう)の側室、王昭儀(おうしょうぎ)

父母ともに不詳。曹操が陳氏(ちんし。陳妾〈ちんしょう〉)との間に儲けた曹幹(そうかん。曹良〈そうりょう〉)を養育した。

管理人「かぶらがわ」より

登場箇所が少ないためコメントしにくいです。具体的な事績についての記事がなく、どのような人物だったのかはわかりませんでした。

『三国志』(魏書〈ぎしょ〉・趙王幹伝〈ちょうおうかんでん〉)の裴松之注(はいしょうしちゅう)に引く魚豢(ぎょかん)の『魏略(ぎりゃく)』によると、「曹幹は一名を良(曹良)という。もともと曹良は陳妾が生んだ子だったが、曹良を生んだ後で陳妾は亡くなった。そこで曹操は曹良を王氏に養育させた」ということです。

この『魏略』では「曹良が5歳の時に曹操の病が重くなったため、曹操は太子の曹丕(そうひ)に『この子は3歳で母を亡くし、5歳で父も失うことになる。だからお前に頼むぞ』と遺令を与えた」ともあり、そのため曹丕は、ほかの弟たちより曹良に目をかけたのだとか。

また「趙王幹伝」の本文にも、「王氏は曹操の寵愛を受けており、曹丕を世継ぎとすることにも尽力した。そのため曹丕も崩ずるにあたり、(そういった事情について特に)曹叡(そうえい)に遺詔を与えた。こうして曹叡も曹幹に目をかけることになった」とありました。

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