【姓名】 王士(おうし) 【あざな】 義彊(ぎきょう)
【原籍】 広漢郡(こうかんぐん)郪県(しけん)
【生没】 ?~225年(?歳)
【吉川】 登場せず。
【演義】 登場せず。
【正史】 登場人物。
益州太守(えきしゅうたいしゅ)として赴任する直前に倒れた王甫(おうほ)の従兄
父母ともに不詳。
211年、王士は劉備(りゅうび)に付き従って蜀(しょく)へ入り、孝廉(こうれん)に推挙されて符節県長(ふせつけんちょう)となる。
そして牙門将(がもんしょう)に昇進し、地方へ出て宕渠太守(とうきょたいしゅ)となり、後に犍為太守(けんいたいしゅ)に移った。
225年、丞相(じょうしょう)の諸葛亮(しょかつりょう)が南征に乗り出すと、王士は益州太守に転じたものの、赴任する前に蛮族によって殺害された。
管理人「かぶらがわ」より
上で挙げた記事は『三国志』(蜀書〈しょくしょ〉・楊戯伝〈ようぎでん〉)の『季漢輔臣賛(きかんほしんさん)』の陳寿(ちんじゅ)の注記によるものです。
登場箇所が少ないためコメントしにくいうえ、具体的な事績についての記事もほとんどなく、どのような人物だったのかはよくわかりませんでした。
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