【姓名】 阮咸(げんかん) 【あざな】 仲容(ちゅうよう)
【原籍】 陳留郡(ちんりゅうぐん)尉氏県(いしけん)
【生没】 ?~?年(?歳)
【吉川】 登場せず。
【演義】 登場せず。
【正史】 登場人物。
竹林七賢(ちくりんのしちけん)のひとり
父は阮熙(げんき)だが、母は不詳。阮籍(げんせき)は叔父。阮孚(げんふ)という息子がいた。
★阮熙および阮孚の名は『三国志』には出てこない。
阮咸は、阮籍・嵆康(けいこう)・山濤(さんとう)・向秀(しょうしゅう)・劉怜(りゅうれい)・王戎(おうじゅう)とともに竹林七賢のひとりに数えられた。
ただ『三国志』の本文には登場せず、『三国志』(魏書〈ぎしょ〉・王粲伝〈おうさんでん〉)に付された「嵆康伝」の裴松之注(はいしょうしちゅう)に引く孫盛(そんせい)の『魏氏春秋(ぎししゅんじゅう)』に名が見える程度である。
管理人「かぶらがわ」より
阮咸については記事の確認作業が細部までできず、ちょっと手を出せない感じでした。
『正史三國志群雄銘銘傳 増補・改訂版』(坂口和澄〈さかぐち・わずみ〉著 潮書房光人社)では、劉義慶(りゅうぎけい)の『世説新語(せせつしんご)』からいくつかの関連記事が引かれていたのですけど――。
現状では下手に触らないほうがよさそうなので、いずれ加筆できればと思います。
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