【姓名】 張氏(ちょうし) ※名とあざなは不詳
【原籍】 ?
【生没】 ?~?年(?歳)
【吉川】 登場せず。
【演義】 登場せず。
【正史】 登場人物。
魏(ぎ)の曹芳(そうほう)の側室、張美人(ちょうびじん)
父母ともに不詳。
『三国志』(魏書〈ぎしょ〉・斉王紀〈せいおうぎ〉)の裴松之注(はいしょうしちゅう)に引く王沈(おうしん)の『魏書』によると、張氏は曹芳が寵愛した側室のひとりだった。
同じく曹芳の寵愛を受けた禺婉(ぐえん)ともども、郭太后(かくたいこう。明元郭皇后〈めいげんかくこうごう〉)の意向によって殺害されたという。
管理人「かぶらがわ」より
登場箇所が少ないためコメントしにくいです。具体的な事績についての記事がなく、どのような人物だったのかはわかりませんでした。
出典部分は曹芳の廃位に関連したもので、このくだりでは彼の淫行が列挙されています。
これらの醜聞は廃位の口実でしょうから、事実が含まれていたのかは疑わしいですね。なお、この張氏が郭太后に殺害された年はイマイチはっきりしませんでした。
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