156年(漢の永寿2年)の主な出来事

-156年- 丙申(へいしん)
【漢】 永寿(えいじゅ)2年 ※桓帝(かんてい。劉志〈りゅうし〉)

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月別および季節別の主な出来事

【01月】
桓帝が、初めて宦官(かんがん)が3年の喪に服すことを許す。
『後漢書(ごかんじょ)』(桓帝紀〈かんていぎ〉)

【02月】
甲申(こうしん)の日(26日)
東海王(とうかいおう)の劉臻(りゅうしん)が薨去(こうきょ)する。
『後漢書』(桓帝紀)

【03月】
蜀郡属国(しょくぐんぞっこく)の異民族が反乱を起こす。
『後漢書』(桓帝紀)

【07月】
鮮卑(せんぴ)が雲中郡(うんちゅうぐん)に侵攻する。
『後漢書』(桓帝紀)

⇒07月
鮮卑の檀石槐(だんせきかい)が雲中に侵攻する。李膺(りよう)が度遼将軍(どりょうしょうぐん)に任ぜられ、これを鎮めた。
『正史 三国志8』(小南一郎〈こみなみ・いちろう〉訳 ちくま学芸文庫)の年表

【07月】
泰山郡(たいざんぐん)の賊である公孫挙(こうそんきょ)らが、青州(せいしゅう)・兗州(えんしゅう)・徐州(じょしゅう)の3州に侵攻する。 中郎将(ちゅうろうしょう)の段熲(だんけい)が遣わされ、これを討ち破った。
『後漢書』(桓帝紀)

⇒?月
公孫挙と東郭竇(とうかくとう)らが青州・兗州・徐州に侵攻する。これを段熲が討ち破る。
『正史 三国志8』の年表

【11月】
桓帝が、太官右監丞(たいかんゆうかんじょう)の官を設置する。
『後漢書』(桓帝紀)

【12月】
洛陽(らくよう)で地震が起こる。
『後漢書』(桓帝紀)

【?月】
この年、張陵(ちょうりょう)が亡くなったとされる。
『正史 三国志8』の年表

特記事項

「この年(156年)に生まれたとされる人物」
朱治(しゅち)孫堅(そんけん)?張昭(ちょうしょう)A ※あざなは子布(しふ)董昭(とうしょう)

孫堅について、『正史三國志群雄銘銘傳 増補版』(坂口和澄〈さかぐち・わずみ〉著 光人社)の『三国志』年表では永寿元(155)年の生まれ、『正史 三国志8』の年表では永寿3(157)年の生まれだとあった。

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