吉川『三国志』

(02) 群星の巻

吉川『三国志』の考察 第035話「牡丹亭(ぼたんてい)」

孫堅(そんけん)の急死を知って大喜びし、ついに権力の絶頂を極める董卓(とうたく)。 彼の存在に司徒(しと)の王允(おういん)は心を痛めていたが、ある晩、自宅の後園を歩いていると、幼いころから養育してきた楽女(がくじょ)の貂蟬(ちょうせん)に...
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(02) 群星の巻

吉川『三国志』の考察 第034話「石(いし)」

荊州(けいしゅう)の諸城を手際よく陥し、劉表(りゅうひょう)の本拠である襄陽(じょうよう)を包囲する孫堅軍(そんけんぐん)。 ところが蒯良(かいりょう)の計にはまり、孫堅は思わぬ形で最期を遂げる……。 第034話の展開とポイント (01)襄...
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(02) 群星の巻

吉川『三国志』の考察 第033話「溯江(そこう)」

袁紹(えんしょう)と袁術(えんじゅつ)が仲たがいすると、長沙(ちょうさ)にいた孫堅(そんけん)は袁術から密書を受け取る。 これを好機と捉えた孫堅は自ら船団をひきい、荊州(けいしゅう)の劉表(りゅうひょう)を攻めるべく出撃した。 第033話の...
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(02) 群星の巻

吉川『三国志』の考察 第032話「白馬将軍(はくばしょうぐん)」

反董卓(とうたく)連合軍の解散後、ひとまず河内(かだい)へ移った袁紹(えんしょう)は兵糧の確保に頭を悩ませていた。 そこで冀州牧(きしゅうぼく)の韓馥(かんふく)から兵糧を借りようと考えるが、逢紀(ほうき)の進言に心を動かされる。 第032...
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(02) 群星の巻

吉川『三国志』の考察 第031話「珠(たま)」

董卓(とうたく)により焼け野原と化した洛陽(らくよう)の宮殿跡を見て回る、袁紹(えんしょう)ら反董卓連合軍の諸侯。 皆が帰った後、なお孫堅(そんけん)は数名の従者とともに建章殿(けんしょうでん)の辺りをぶらついていたが、とある井戸から思わぬ...
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(02) 群星の巻

吉川『三国志』の考察 第030話「生死一川(せいしいっせん)」

曹操(そうそう)は反董卓(とうたく)連合軍の諸侯と分かれ、洛陽(らくよう)を放棄した董卓を自分の手勢だけで追いかける。 すぐさま滎陽城(けいようじょう)を陥して進撃のペースを速めるが、その裏には董卓配下の李儒(りじゅ)の計があった。 第03...
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(02) 群星の巻

吉川『三国志』の考察 第029話「洛陽落日賦(らくようらくじつふ)」

徐々に形勢を盛り返す反董卓(とうたく)連合軍に対し、董卓は敵方の孫堅(そんけん)を抱き込もうと密使を遣るが、あっさり断られてしまう。 そこで李儒(りじゅ)の進言を容れて長安(ちょうあん)への遷都を強行し、洛陽(らくよう)を引き払う際に火を放...
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(02) 群星の巻

吉川『三国志』の考察 第028話「虎牢関(ころうかん)」

華雄(かゆう)が討ち死にしたと聞いた董卓(とうたく)は、汜水関(しすいかん)へ5万の援軍を送るとともに、自身も15万の大軍をひきいて虎牢関(ころうかん)まで出向く。 反董卓連合軍の諸侯もふた手に分かれて対応するが、虎牢関を攻めた主力軍は呂布...
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(02) 群星の巻

吉川『三国志』の考察 第027話「関羽一杯の酒(かんういっぱいのさけ)」

届くはずの兵糧が届かなかったため、反董卓(とうたく)連合軍の先鋒を務めた孫堅(そんけん)は惨敗を喫する。袁紹(えんしょう)の本営に集まった諸侯も気落ちぎみ……。 やがて汜水関(しすいかん)から出撃した董卓軍が迫ると、諸侯は華雄(かゆう)の武...
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(02) 群星の巻

吉川『三国志』の考察 第026話「江東の虎(こうとうのとら)」

袁紹(えんしょう)を総大将に仰ぎ、曹操(そうそう)を参謀として、各地の諸侯からなる反董卓(とうたく)連合軍が結成され、その先鋒を任された孫堅(そんけん)が汜水関(しすいかん)に攻めかける。 まずは程普(ていふ)が胡軫(こしん)を討ち取るも、...
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(02) 群星の巻

吉川『三国志』の考察 第025話「競う南風(きそうなんぷう)」

曹操(そうそう)は陳留(ちんりゅう)にいた父の曹嵩(そうすう)の屋敷までたどり着くと、大富豪の衛弘(えいこう)を紹介してもらう。 さらに衛弘から援助の約束を取りつけるや、すぐさま義兵の旗揚げにかかる。曹操が密詔を受けたと吹聴したことも効き、...
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(02) 群星の巻

吉川『三国志』の考察 第024話「偽忠狼心(ぎちゅうろうしん)」

董卓(とうたく)を仕留め損ねて洛陽(らくよう)から逃走した曹操(そうそう)だったが、中牟県(ちゅうぼうけん)の関門で陳宮(ちんきゅう)に正体を見破られ、ついに捕らえられる。 しかし、陳宮は曹操の志を聴くと心を動かされ、官職を捨てて彼と行動を...
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(01) 桃園の巻

吉川『三国志』の考察 第023話「白面郎『曹操』(はくめんろう『そうそう』)」

竹裏館(ちくりかん)の密会で大言を吐き、董卓(とうたく)の刺殺を請け合った曹操(そうそう)。 王允(おういん)から借り受けた七宝剣(しっぽうけん)を手に、董卓の間近まで迫るも仕損じ、その場を取り繕って行方をくらます。 第023話の展開とポイ...
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(01) 桃園の巻

吉川『三国志』の考察 第022話「春園走獣(しゅんえんそうじゅう)」

董卓(とうたく)は李儒(りじゅ)に命じ、廃位後に永安宮(えいあんきゅう)に幽閉していた弘農王(こうのうおう。弁皇子〈べんおうじ〉。辯皇子)とその母の何太后(かたいこう)を始末する。 そのうえ自ら天子(てんし)のごとく振る舞うようになり、誰も...
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(01) 桃園の巻

吉川『三国志』の考察 第021話「赤兎馬(せきとば)」

天子(てんし)の廃立を巡る意見の対立から、丁原(ていげん)の急襲を受けて大敗した董卓(とうたく)。洛陽(らくよう)の城外に置いていた軍営も移さざるを得なくなる。 そこで董卓は、まず丁原の養子になっている呂布(りょふ)を取り込もうと考え、彼と...
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(01) 桃園の巻

吉川『三国志』の考察 第020話「呂布(りょふ)」

新帝(弁皇子〈べんおうじ〉。辯皇子)と陳留王(ちんりゅうおう。協皇子〈きょうおうじ〉)が無事に洛陽(らくよう)へ戻ってくると、これまで澠池(べんち)に兵馬を留めて動かなかった董卓(とうたく)が姿を見せる。 ほどなく実権を握った董卓は温明園(...
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(01) 桃園の巻

吉川『三国志』の考察 第019話「蛍の彷徨い(ほたるのさまよい)」

大将軍(だいしょうぐん)の何進(かしん)が暗殺されると宮中は混乱に陥り、新帝(弁皇子〈べんおうじ〉。辯皇子)と陳留王(ちんりゅうおう。協皇子〈きょうおうじ〉)も十常侍(じゅうじょうじ)の張譲(ちょうじょう)らによって城外へ連れ去られる。 そ...
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(01) 桃園の巻

吉川『三国志』の考察 第018話「舞刀飛首(ぶとうひしゅ)」

霊帝(れいてい)が崩じた後、いったんは甥の弁皇子(べんおうじ。辯皇子)を即位させることに成功した大将軍(だいしょうぐん)の何進(かしん)。 だが、うまく立ち回った十常侍(じゅうじょうじ)の計にかかり、宮中へ誘い込まれて非業の死を遂げる。 第...
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(01) 桃園の巻

吉川『三国志』の考察 第017話「乱兆(らんちょう)」

中平(ちゅうへい)6(189)年の夏、病が重くなった霊帝(れいてい)は跡継ぎをどうすべきか、ふたりの皇子のことで頭を悩ませる。彼の意は協皇子(きょうおうじ)に傾いていた。 そこで十常侍(じゅうじょうじ)の蹇碩(けんせき)らは策を巡らせ、弁皇...
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(01) 桃園の巻

吉川『三国志』の考察 第016話「故園(こえん)」

代州(だいしゅう)の劉恢(りゅうかい)の屋敷を出た劉備(りゅうび)・関羽(かんう)・張飛(ちょうひ)の3人は、しばらく別れて身を隠すことにした。 劉備は楼桑村(ろうそうそん)に帰ったものの、気丈な母から意外な叱責を受ける。 第016話の展開...
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