260~269年の主な出来事(ダイジェスト版)

こちらの10年間では、曹髦(そうぼう)や孫休(そんきゅう)をはじめ、孫亮(そんりょう)・嵆康(けいこう)・司馬昭(しばしょう)・高柔(こうじゅう)・阮籍(げんせき)・劉諶(りゅうしん)・諸葛瞻(しょかつせん)・諸葛尚(しょかつしょう)・関彝(かんい)・鄧艾(とうがい)・鍾会(しょうかい)・姜維(きょうい)・張翼(ちょうよく)・廖化(りょうか)・濮陽興(ぼくようこう)・司馬昭(しばしょう)・陸凱(りくかい)らが世を去り――。

一方で、陸機(りくき)や陸雲(りくうん)らが誕生しました。

また、蜀(しょく)の劉禅(りゅうぜん)が魏(ぎ)に降伏し、その2年後には魏の曹奐(そうかん)の禅譲を受け、晋(しん)の司馬炎(しばえん)が帝位に即きます。

三国のうちの二国が滅び、ついに残るは呉(ご)一国のみ。いよいよ晋による天下統一が近づいてきました。

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年別の主な出来事

-260年-
曹髦の崩御(ほうぎょ)
曹奐の即位と魏の改元
孫亮の死

-261年-
曹幹(そうかん)の死
陸機の誕生

-262年-
姜維の北伐、侯和(こうか)で敗北
嵆康の死
陸雲の誕生

-263年-
魏の蜀進攻
蜀の改元
司馬昭が晋公(しんこう)に昇る
劉禅が魏に降伏、蜀滅亡
郭氏(かくし。明元郭皇后〈めいげんかくこうごう〉)・高柔・阮籍・劉諶・諸葛瞻・諸葛尚・関彝の死

-264年-
鄧艾と鍾会の内輪もめ、鄧艾・鍾会・姜維の死
司馬昭が晋王(しんおう)に昇る
魏の改元
孫休の崩御(ほうぎょ)
孫晧(そんこう)の即位と呉の改元
劉璿(りゅうせん)・張翼・廖化・濮陽興の死

-265年-
呉の改元
司馬昭の薨去(こうきょ)、司馬炎が官爵を継ぐ
呉の武昌(ぶしょう)遷都
魏の曹奐が晋の司馬炎に禅譲、曹奐は陳留王(ちんりゅうおう)に
孫ワン(そんわん。雨+單)・朱氏(しゅし。景皇后〈けいこうごう〉)の死

-266年-
呉の改元
晋に倭人(わじん)が来朝
呉の建業(けんぎょう)遷都
孫謙(そんけん)の死

-267年-
司馬炎が星気(せいき)と讖緯(しんい)の学を禁ずる

-268年-
賈充(かじゅう)らによる新律令(泰始律令〈たいしりつりょう〉)
呉の晋進攻、各地で敗退

-269年-
呉の改元
陸凱の死

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