(06) 赤壁の巻 吉川『三国志』の考察 第135話「呉の情熱(ごのじょうねつ)」 諸葛亮(しょかつりょう)の出廬(しゅつろ)からさかのぼること6年(建安〈けんあん〉7〈202〉年)、許都(きょと)の曹操(そうそう)の使者が着き、孫権(そんけん)に長子を上洛させるよう迫った。 対応を決めかねた孫権は母の呉氏(ごし)の助言に... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(06) 赤壁の巻
(06) 赤壁の巻 吉川『三国志』の考察 第134話「出廬(しゅつろ)」 ようやく諸葛亮(しょかつりょう)との対面がかなった劉備(りゅうび)は、漢室(かんしつ)再興にかける熱い思いを語り、彼の意見に耳を傾ける。 だが諸葛亮は、いささか所見を述べたのは、たびたび訪ねてくださった非礼を詫びる気持ちからだと言い、出廬に... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(06) 赤壁の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第133話「立春大吉(りっしゅんだいきち)」 年が明けると劉備(りゅうび)は、みたび諸葛亮(しょかつりょう)を訪ねると言いだす。関羽(かんう)も張飛(ちょうひ)も反対するが、劉備の決意は固かった。 こうして隆中(りゅうちゅう)の草廬(そうろ)まで行ってみると、今度は諸葛亮が在宅だった。... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第132話「雪千丈(ゆきせんじょう)」 降りしきる雪の中、劉備(りゅうび)は何とか諸葛亮(しょかつりょう)の草廬(そうろ)にたどり着く。 しかし前回と同様、今回も諸葛亮は不在で、弟の諸葛均(しょかつきん)に自身の思いをしたためた一書を託して帰るほかなかった。 第132話の展開とポ... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第131話「孔明を訪う(こうめいをおとなう)」 徐庶(じょしょ)が去った後、劉備(りゅうび)は関羽(かんう)や張飛(ちょうひ)をはじめ、わずかな人数で隆中(りゅうちゅう)の諸葛亮(しょかつりょう)を訪ねる。 だが不在だったため、やむなく劉備は新野(しんや)へ引き返す。数日後、諸葛亮が帰っ... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第130話「臥龍の岡(がりょうのおか)」 劉備(りゅうび)のもとを去り許都(きょと)へ向かう徐庶(じょしょ)だったが、別れ際に推薦した諸葛亮(しょかつりょう)のことが気になる。彼が容易に起つとは思えなかったからだ。 そこで隆中(りゅうちゅう)に立ち寄り諸葛亮を訪ね、これまでの経緯を... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第129話「諸葛氏一家(しょかつしいっか)」 諸葛亮(しょかつりょう)は4人きょうだいの次男で、兄の諸葛瑾(しょかつきん)と弟の諸葛均(しょかつきん)、そしてひとりの妹がいた。 だが、彼が10代半ばになるころまでには父母とも亡くなってしまい、一時は流浪を経験するなど苦労を重ねる。縁あっ... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第128話「立つ鳥の声(たつとりのこえ)」 単福(たんふく)こと徐庶(じょしょ)は、使いの男から受け取った手紙を母が書いたものと信じ込み、劉備(りゅうび)に本名を打ち明けこれまでの厚恩を謝すと、事情を話して許都(きょと)へ行く許しを得る。 徐庶の出立を見送るため、新野(しんや)の郊外... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第127話「徐庶とその母(じょしょとそのはは)」 許都(きょと)へ逃げ帰った曹仁(そうじん)と李典(りてん)から、劉備(りゅうび)に大敗した経緯を聴き取る曹操(そうそう)。 新たに劉備の軍師になったという単福(たんふく)こと徐庶(じょしょ)の影響が大きいと判断し、程昱(ていいく)の献策を容... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第126話「軍師の鞭(ぐんしのむち)」 新野(しんや)で出会った単福(たんふく)を軍師に迎え、劉備軍(りゅうびぐん)の戦いぶりは一変した。 樊城(はんじょう)にあった曹仁(そうじん)は、新野攻めを命じた呂曠(りょこう)と呂翔(りょしょう)の敗報を聞くと、李典(りてん)の反対を押し... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第125話「吟嘯浪士(ぎんしょうろうし)」 劉備(りゅうび)は自分を捜していた趙雲(ちょううん)らの一団に合流すると、世話になった司馬徽(しばき)に別れを告げた。 その後、新野(しんや)に戻った劉備は劉琦(りゅうき)を見送った帰り、城内でひとりの浪士と出会う。 第125話の展開とポイ... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第124話「琴を弾く高士(ことをひくこうし)」 劉表(りゅうひょう)配下の蔡瑁(さいぼう)の計略をかわし、檀渓(だんけい)を跳んで対岸へ逃れた劉備(りゅうび)。 しばらく進んだところでひとりの童子に呼び止められると、誘われるまま司馬徽(しばき。水鏡先生〈すいきょうせんせい〉)の住まいを訪... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第123話「檀渓を跳ぶ(だんけいをとぶ)」 荊州(けいしゅう)に居座り続ける劉備(りゅうび)は、劉表(りゅうひょう)配下の蔡瑁(さいぼう)から執拗(しつよう)に命を狙われる。 ほどなく劉備は襄陽(じょうよう)で催された会の主人役を務めるが、これも蔡瑁の計略で、結局は単騎で城外へ逃げる... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第122話「食客(しょっかく)」 曹操(そうそう)に汝南(じょなん)を追われて以来、劉備(りゅうび)主従は荊州(けいしゅう)の劉表(りゅうひょう)のもとに身を寄せていた。 劉備らの立場は規模の大きい食客のようなものだったが、劉表のほうでも彼らをうまく活用しようとする。しかし... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第121話「遼西・遼東(りょうせい・りょうとう)」 南皮(なんぴ)で袁譚(えんたん)を討ち取った曹操(そうそう)は、幽州(ゆうしゅう)に逃げ込んだ袁熙(えんき)と袁尚(えんしょう)を追い、さらに遼西(りょうせい)および遼東(りょうとう)への遠征を決断する。 この際、配下の中から多数の異論も出... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第120話「野に真人あり(やにしんじんあり)」 建安(けんあん)9(204)年、曹操(そうそう)は袁氏(えんし)の本拠だった鄴城(ぎょうじょう)を陥落させ、堂々たる入城を果たす。 そして袁氏に仕えていた賢才を余すところなく用い、冀州(きしゅう)の復興に注力させる。 第120話の展開とポイ... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第119話「邯鄲(かんたん)」 曹操(そうそう)の思惑通り、袁紹(えんしょう)の遺子たちの対立が激化し、ついに袁譚(えんたん)が曹操に取り込まれる。 袁尚(えんしょう)とともに鄴城(ぎょうじょう)を守っていた審配(しんぱい)は、曹操が運河まで築いて大量の兵糧を運び入れる様... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第118話「自壊闘争(じかいとうそう)」 袁紹(えんしょう)が逝くと、彼の正室だった劉氏(りゅうし)は実子の袁尚(えんしょう)を跡継ぎに立てようともくろみ、袁尚の異母兄である袁譚(えんたん)や袁熙(えんき)を遠ざけようとした。 そのころ曹操(そうそう)は再び冀北(きほく)討伐へと動... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第117話「泥魚(でいぎょ)」 袁紹(えんしょう)を死に追いやった曹操(そうそう)は許都(きょと)に戻るが、帰途で劉備(りゅうび)の動きを聞くと、そのまま汝南(じょなん)へ急行する。 劉備は穣山(じょうざん)一帯で曹操に大敗し、漢江(かんこう。漢水〈かんすい〉)のほとりま... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻
(05) 孔明の巻 吉川『三国志』の考察 第116話「十面埋伏(じゅうめんまいふく)」 官渡(かんと)での大敗後、捲土重来(けんどちょうらい)を期していた袁紹(えんしょう)は再び30万の軍勢を集め、倉亭(そうてい)の辺りまで進出し曹操(そうそう)と対峙(たいじ)する。 このときも序盤は袁紹軍が優勢に戦いを進めたが、ここで曹操は... 2015.05.15 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(05) 孔明の巻