220~229年の主な出来事(ダイジェスト版)

こちらの10年間では、曹操(そうそう)と劉備(りゅうび)をはじめ、夏侯惇(かこうとん)・黄忠(こうちゅう)・法正(ほうせい)・張飛(ちょうひ)・張遼(ちょうりょう)・馬超(ばちょう)・馬良(ばりょう)・曹彰(そうしょう)・曹仁(そうじん)・賈詡(かく)・朱治(しゅち)・韓当(かんとう)・士燮(ししょう)・徐晃(じょこう)・曹休(そうきゅう)・王朗(おうろう)・馬謖(ばしょく)・呂範(りょはん)・趙雲(ちょううん)らが世を去り――。

羊祜(ようこ)・杜預(とよ。どよ)・嵆康(けいこう)・劉璿(りゅうせん)・孫和(そんか)・鍾会(しょうかい)・陸抗(りくこう)・諸葛瞻(しょかつせん)らが誕生しました。

また、曹丕(そうひ)が漢(かん)の献帝(けんてい)の禅譲を受ける形で魏(ぎ)の帝位に即くと、ほどなく劉備も蜀(しょく)で帝位に即きます。さらに曹丕から呉王(ごおう)に封ぜられていた孫権(そんけん)も独立して帝位に即き、名実ともに三国時代が幕を開けました。

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年別の主な出来事

-220年- 「前半」 / 「後半」
曹操の崩御(ほうぎょ)
曹丕が丞相(じょうしょう)・魏王を継ぐ
漢の改元
孟達(もうたつ)が曹丕に降る
漢の献帝が魏の曹丕に禅譲、献帝は山陽公(さんようこう)に
陳羣(ちんぐん)の建議による「九品官人法(きゅうひんかんじんほう)」
夏侯惇・丁儀(ていぎ)・丁廙(ていい)・黄忠・法正・劉封(りゅうほう)?の死

-221年-
劉備が蜀で帝位に即く
曹丕が孫権を呉王に封ずる
張飛・于禁(うきん)・麋竺(びじく)?の死
羊祜の誕生

-222年-
夷陵(いりょう)の戦い
孫権が曹丕に背き、「黄武(こうぶ)」の年号を建てて独立
呉蜀の和睦
張遼・馬超・馮習(ふうしゅう)・張南(ちょうなん)・馬良・許靖(きょせい)・王甫(おうほ)・劉巴(りゅうは)の死
杜預の誕生

杜預については、慣例として「どよ」と読まれるとのこと。

-223年-
劉備の崩御
劉禅(りゅうぜん)の即位と蜀の改元
曹彰・曹仁・賈詡・孫桓(そんかん)の死
嵆康の誕生

-224年-
蜀呉同盟の成立
曹丕の親征
朱治の死
劉璿・孫和の誕生

-225年-
諸葛亮(しょかつりょう)の南征
曹丕の親征
曹鑒(そうかん)・孫邵(そんしょう)・高定(こうてい)・雍闓(ようかい)の死
鍾会の誕生

-226年-
曹丕の崩御
曹叡(そうえい)の即位
呉の魏進攻
曹冏(そうけい)・秦宓(しんふく)・韓当・士燮の死
王弼(おうひつ)・陸抗の誕生

-227年-
諸葛亮の「出師表(すいしのひょう)」
徐晃の死
諸葛瞻の誕生

-228年-
孟達の反乱、司馬懿(しばい)が鎮圧
諸葛亮の第一次北伐
街亭(がいてい)の戦い
石亭(せきてい)の戦い、周魴(しゅうほう)の活躍
諸葛亮の第二次北伐、陳倉(ちんそう)包囲
曹休・孟達・王朗・賈逵(かき)・馬謖・呂範の死

-229年-
諸葛亮の第三次北伐
孫権が帝位に即く
呉の改元と建業(けんぎょう)遷都
曹礼(そうれい)・趙雲の死

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