(04) 臣道の巻 吉川『三国志』の考察 第079話「油情燈心(ゆじょうとうしん)」 帰宅した董承(とうじょう)は、献帝(けんてい)に賜った玉帯の中から血でしたためられた密詔を見つけ、その文面に涙する。さっそく董承は信頼できる仲間を捜し始めたが、集めた同志は今ひとつ決め手に欠けていた。第079話の展開とポイント(01)許都(... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(04) 臣道の巻
(04) 臣道の巻 吉川『三国志』の考察 第078話「秘勅を縫う(ひちょくをぬう)」 これまで数々の苦難を耐え忍んできた献帝(けんてい)だったが、このところの曹操(そうそう)の専横ぶりにはさすがに不安を募らせる。そこで伏皇后(ふくこうごう)の父である伏完(ふくかん)と相談のうえ、車騎将軍(しゃきしょうぐん)の董承(とうじょう... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(04) 臣道の巻
(04) 臣道の巻 吉川『三国志』の考察 第077話「許田の猟(きょでんのかり)」 呂布(りょふ)討伐を終えた曹操(そうそう)は、劉備(りゅうび)を伴い許都(きょと)に凱旋(がいせん)する。その後、許田(きょでん)で盛大な巻き狩りを催し献帝(けんてい)の出御(しゅつぎょ)を仰いだが、この場でわざと尊大な態度を取ってみせ、皆... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(04) 臣道の巻
(04) 臣道の巻 吉川『三国志』の考察 第076話「白門楼始末(はくもんろうしまつ)」 曹操(そうそう)の包囲を受け続けた末に、下邳(かひ)城内の呂布(りょふ)は味方の部将たちの信頼を完全に失い、とうとう彼らの手で捕縛される。曹操は下邳への入城を果たし、白門楼(はくもんろう)において呂布や陳宮(ちんきゅう)を処刑するが、劉備(... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(04) 臣道の巻
(04) 臣道の巻 吉川『三国志』の考察 第075話「破瓶(はへい)」 曹操(そうそう)配下の郭嘉(かくか)の献策による水攻めに遭い、下邳(かひ)城内の呂布軍(りょふぐん)は日ごとに動揺の色を濃くする。そのうち暴酒にふけるようになった呂布は、ある朝、鏡の中に見た己の姿に衝撃を受け、すぐさま全軍に禁酒令を出す。と... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(04) 臣道の巻
(04) 臣道の巻 吉川『三国志』の考察 第074話「煩悩攻防戦(ぼんのうこうぼうせん)」 曹操(そうそう)は下邳(かひ)を包囲し、城内の呂布(りょふ)に揺さぶりをかける。そのうち呂布は、腹心の陳宮(ちんきゅう)の進言さえ冷静に聞けなくなってきた。さらに呂布は、延期していた自分の娘と袁術(えんじゅつ)の息子との縁談を再び持ち出し、... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(04) 臣道の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第073話「奇計(きけい)」 呂布(りょふ)は曹操(そうそう)と通じていた陳登(ちんとう)の計略にはまり、蕭関(しょうかん。蕭県〈しょうけん〉)の関外で大規模な同士討ちを演じてしまう。こうして蕭関で大敗を喫したうえ、徐州(じょしゅう)や小沛(しょうはい)も立て続けに失い... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第072話「黒風白雨(こくふうはくう)」 呂布(りょふ)に占拠された小沛(しょうはい)から、かろうじて脱出できた劉備(りゅうび)。許都(きょと)を目指して単騎で逃げ延びるうち、孫乾(そんけん)と配下の数十騎が合流する。そしてさらに道を急ぐと、梁城(りょうじょう)の近くで曹操(そうそ... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第071話「健啖天下一(けんたんてんかいち)」 小沛(しょうはい)の劉備(りゅうび)が許都(きょと)の曹操(そうそう)と通じ、自分を討とうとしていたことを知った呂布(りょふ)。すぐさま軍勢をひきいて小沛へ押し寄せる。劉備の救援要請に応え、曹操が先鋒として派遣したのは夏侯惇(かこうじゅん)... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第070話「北客(ほっきゃく)」 またも宛城(えんじょう)の張繡(ちょうしゅう)討伐を果たせず、許都(きょと)に戻ってきた曹操(そうそう)。そこへ冀州(きしゅう)の袁紹(えんしょう)の使節団が到着。北平(ほくへい)の公孫瓚(こうそんさん)との間で国境を巡る争いが起きたことを... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第069話「梅酸・夏の陣(ばいさん・なつのじん)」 建安(けんあん)3(198)年4月、曹操(そうそう)は再び大軍をひきい、先に敗北を喫した宛城(えんじょう)の張繡(ちょうしゅう)討伐へ向かう。行軍は夏の5月から6月にかかり、伏牛(ふくぎゅう)山脈を越える難路では一滴の水さえ見当たらず、多く... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第068話「空腹・満腹(くうふく・まんぷく)」 曹操(そうそう)は孫策(そんさく)に加え、呂布(りょふ)や劉備(りゅうび)の助力も得て寿春(じゅしゅん)を包囲したが、袁術(えんじゅつ)はいち早く城から逃げ出していた。寿春の城下は洪水で大きな被害を受けており、とても兵糧を集められそうにない... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第067話「仲秋荒天(ちゅうしゅうこうてん)」 宛城(えんじょう)と淯水(いくすい)で張繡(ちょうしゅう)に敗れた後、しばらく許都(きょと)から動かなかった曹操(そうそう)。曹操は孫策(そんさく)の助力を取りつけるや30余万の大軍を動員し、今度は淮南(わいなん)の袁術(えんじゅつ)討伐へ... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第066話「増長冠(ぞうちょうかん)」 20余万の大軍で徐州(じょしゅう)を攻めた袁術(えんじゅつ)だったが、呂布(りょふ)配下の陳珪(ちんけい)の切り崩しに遭い、味方から裏切り者を出してしまう。これをきっかけに総崩れとなる袁術軍。自称皇帝の増長の冠は関羽(かんう)の青龍刀になぎ... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第065話「陳大夫(ちんたいふ)」 袁術(えんじゅつ)は呂布(りょふ)が曹操(そうそう)と通じていたことを知り激怒し、すぐさま20余万の大軍を動員。軍を7つに分けて徐州(じょしゅう)へ攻め込む。これを受け呂布配下の陳宮(ちんきゅう)が、この事態を招いた陳珪(ちんけい)父子を問... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第064話「淯水は紅し(いくすいはあかし)」 鄒氏(すうし)の美貌にうつつを抜かした曹操(そうそう)は、油断から張繡(ちょうしゅう)配下の賈詡(かく)の計略にはまってしまう。宛城(えんじょう)の城外に置いていた本営は炎に包まれ、曹操自身こそ命拾いしたものの、長子の曹昂(そうこう)と甥の... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第063話「胡弓夫人(こきゅうふじん)」 建安(けんあん)2(197)年、曹操(そうそう)は徐州(じょしゅう)の呂布(りょふ)の官位を進め懐柔を図ると、自ら大軍をひきいて宛城(えんじょう)の張繡(ちょうしゅう)討伐に向かう。張繡は謀士の賈詡(かく)の進言に従い、戦うことなく降伏。こ... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第062話「馬盗人(うまぬすびと)」 陳珪(ちんけい)の画策により、呂布(りょふ)の娘と袁術(えんじゅつ)の息子との縁組みは先延ばしになった。ちょうどそのころ、呂布の命令で山東(さんとう。崤山〈こうざん〉・函谷関〈かんこくかん〉以東の地域。華山〈かざん〉以東の地域ともいう)へ軍... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第061話「花嫁(はなよめ)」 呂布(りょふ)の一計で劉備(りゅうび)との和睦を吞まざるを得なくなり、何ら戦果を上げられずに帰国する袁術(えんじゅつ)配下の紀霊(きれい)。報告を聞くなり激怒した袁術だったが、紀霊は、いっそ呂布の娘を(袁術の息子の)嫁として迎えてはどうかと... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻
(03) 草莽の巻 吉川『三国志』の考察 第060話「平和主義者(へいわしゅぎしゃ)」 淮南(わいなん)の袁術(えんじゅつ)は徐州(じょしゅう)の呂布(りょふ)に莫大(ばくだい)な財貨を贈り、自軍が小沛(しょうはい)の劉備(りゅうび)を攻めるにあたり、あらかじめ呂布の動きを封じておこうとする。ところが、袁術配下の紀霊(きれい)... 2015.05.14 2024.11.23 かぶらがわ 0 吉川『三国志』(03) 草莽の巻