「蜀の劉氏」収録人物一覧

正史『三国志』(蜀書)に伝や付伝の立てられているすべての人物に加え、そのほかに蜀の劉氏と関わりが深かった人物についても、個別の記事を作って採り上げました。

姓名の左にあるのは、正史『三国志』の収録状況です。
」…本紀(ほんぎ。帝紀〈ていぎ〉)が立てられている人物
」…姓名などを冠する形の伝が立てられている人物
」…関連人物に付属する形の付伝が立てられている人物
「-」…上の3つに当てはまらない人物

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蜀の劉氏2代

 劉備(りゅうび) ※蜀の先主(せんしゅ)、昭烈帝(しょうれつてい)
 劉禅(りゅうぜん) ※蜀の後主(こうしゅ)、魏に降った後は安楽公(あんらくこう)

劉備の父祖など

- 劉勝(りゅうしょう) ※前漢(ぜんかん)の景帝(けいてい)の息子、中山靖王(ちゅうざんせいおう)、劉備の遠祖
- 劉貞(りゅうてい) ※劉勝の息子、陸成侯(りくせいこう)、劉備の遠祖

- 劉昂(りゅうこう) ※劉貞の息子、沛侯(はいこう)、劉備の遠祖
- 劉禄(りゅうろく) ※劉昂の息子、漳侯(しょうこう)、劉備の遠祖
- 劉恋(りゅうれん) ※劉禄の息子、沂水侯(ぎすいこう)、劉備の遠祖
- 劉英(りゅうえい)A ※劉恋の息子、欽陽侯(きんようこう)、劉備の遠祖
- 劉建(りゅうけん) ※劉英Aの息子、安国侯(あんこくこう)、劉備の遠祖
- 劉哀(りゅうあい) ※劉建の息子、広陵侯(こうりょうこう)、劉備の遠祖
- 劉憲(りゅうけん) ※劉哀の息子、膠水侯(こうすいこう)、劉備の遠祖
- 劉舒(りゅうじょ) ※劉憲の息子、祖邑侯(そゆうこう)、劉備の遠祖
- 劉誼(りゅうぎ) ※劉舒の息子、祁陽侯(きようこう)、劉備の遠祖
- 劉必(りゅうひつ) ※劉誼の息子、原沢侯(げんたくこう)、劉備の先祖
- 劉達(りゅうたつ)A ※劉必の息子、潁川侯(えいせんこう)、劉備の先祖
- 劉不疑(りゅうふぎ) ※劉達Aの息子、豊霊侯(ほうれいこう)、劉備の先祖
- 劉恵(りゅうけい) ※劉不疑の息子で劉雄の父、済川侯(せいせんこう)、劉備の曾祖父にあたる

劉昂から劉恵までは正史『三国志』に見えない人物。

- 劉復(りゅうふく) ※臨邑侯(りんゆうこう)、劉備の先祖にあたるらしいが詳しいことはわからなかった

- 劉雄(りゅうゆう) ※劉備の祖父
- 劉弘(りゅうこう)C ※劉雄の息子で劉備の父

- 劉敬(りゅうけい) ※劉備の叔父、下の劉子敬と同一人物の可能性もありそう
- 劉子敬(しゅうしけい) ※劉備の叔父、上の劉敬と同一人物の可能性もありそう
- 劉元起(りゅうげんき) ※劉徳然の父、劉備の一族
- 劉徳然(りゅうとくぜん) ※劉元起の息子、劉備の一族

劉備の妻

 甘氏(かんし) ※劉備の側室から正室か? 昭烈皇后(しょうれつこうごう)
 呉氏(ごし)A ※劉備の正室、穆皇后(ぼくこうごう)
- 孫氏(そんし)D ※劉備のもと正室、孫夫人、呉の孫権(そんけん)の妹、劉備が益州(えきしゅう)に入ったあと呉に帰った
- 麋氏(びし) ※劉備のもと正室? 麋夫人、麋竺(びじく)の妹

劉禅の妻

 張氏(ちょうし)H ※劉禅のもと正室、敬哀皇后(けいあいこうごう)
 張氏(ちょうし)I ※劉禅の正室、張皇后(ちょうこうごう)
- 王氏(おうし)G ※劉禅の側室、王貴人(おうきじん)
- 李氏(りし)D ※劉禅の側室、李昭儀(りしょうぎ)

劉備の子(養子も含む)、劉禅の異母弟と姉妹

 劉永(りゅうえい)
 劉理(りゅうり) ※安平悼王(あんぺいとうおう)
 劉封(りゅうほう) ※劉備の養子
- 劉氏(りゅうし)I ※劉禅の姉妹(おそらく姉)
- 劉氏(りゅうし)J ※劉禅の姉妹(おそらく姉)

劉備の孫、劉禅の子

 劉璿(りゅうせん)
- 劉瑶(りゅうよう)
- 劉琮(りゅうそう)A ※西河王(せいかおう)
- 劉瓚(りゅうさん)
- 劉諶(りゅうしん) ※北地王(ほくちおう)
- 劉恂(りゅうじゅん)
- 劉虔(りゅうけん。劉璩〈りゅうきょ〉)
- 劉氏(りゅうし)K ※諸葛瞻(しょかつせん)の妻
- 劉氏(りゅうし)L ※関統(かんとう)の妻
- 劉氏(りゅうし)M ※費恭(ひきょう)の妻

劉備の孫、劉禅の甥

- 劉胤(りゅういん) ※劉理の息子、安平哀王(あんぺいあいおう)
- 劉輯(りゅうしゅう) ※劉理の息子

- 劉林(りゅうりん) ※劉封の息子

劉備の曾孫、劉禅の甥の子

- 劉玄(りゅうげん)A ※劉永の孫、安楽公、父の名は出てこなかった
- 劉承(りゅうしょう)B ※劉胤の息子、安平殤王(あんぺいしょうおう)

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